以前レビューしましたが、最近働き方を見直そうと思い、もう一度読み直してみました。
精神科医師 樺沢紫苑先生の著書「神・時間術」について再レビューしてみます。
副題にもあるとおり、24時間の中でいかに脳のパフォーマンスをフルに引き出すか?
それを朝昼晩に分けて解説されております。
神・時間術とはどのような方法なのか?
結論から言えば、集中力の高い時に集中力の必要な仕事をすることです。
無理に集中力を高めるのはかえって負担になります。
私の場合、眠いから無理にコーヒーを飲んで、「頑張るぞ!」ってなりますけれど、それでは負担が大きいです。
脳のゴールデンタイムがある
人は誰でも睡眠をとり、脳をリフレッシュさせます。
ですから、朝起きた時が一番脳のパフォーマンスが良いわけです。
そしてどんどん周りの刺激を取り込むことでパフォーマンスが落ちていきます。
よって脳のゴールデンタイムは午前中と言えるでしょう。
集中力を使う仕事は午前中にする
作家のスティーブンキングが「書くことについて」で書いてることです。
午前中に執筆を行い、午後は打ち合わせや家事をするそうです。
樺沢先生も午前中に集中力を使う仕事をするそうで、その際には携帯電話の通知機能もオフにするそうです。
確かに、仕事中に通知が来ると気が散って捗りませんよね。
そして午後にメールチェックや打ち合わせなど集中力をあまり使わない仕事をするそうです。
時には、軽く運動も良いみたいです。
樺沢紫苑先生について
実際に樺沢先生は、アメリカに留学されるまでは「我慢比べ」のような生き方をされていたそうです。
でもアメリカ人は、きっちり夕方5時には帰ります。
その為に、集中して仕事をして5時には終わるようにしているんですね。
しっかり仕事する時間とプライベートの時間のメリハリをはっきりしているアメリカ人
そこで考え方も変わられたようで、今では作家としても活動されている樺沢先生です。
日本人はだらだらと残業し、そして飲みに行って愚痴を言う。
なんて時間の無駄な使い方でしょうか。
脳のゴールデンタイム ~最大までパフォーマンスを引き出すには~
先ほども書きましたが、朝起きてから2,3時間ほどが「脳のゴールデンタイム」です。
そして大事なのが、「日光」「咀嚼」「運動」です。
日光は体内時計を正常にしてくれます。
咀嚼は脳に良い刺激を与えます。
そして運動することで成長ホルモンが出て、疲れが取れるのです。
だから、すっきりした状態の脳ならば、集中して作業が勧められるのは言うまでもありません。
かつて私は午前中は眠くてダラダラ仕事して、昼めし後に「いっちょやるか!」って気合い入れてました。
けれど今はこのやり方はやめて、午前中に集中して仕事するようにしています。
朝は余計な刺激をいれない
通勤は車ですが、ラジオや音楽は一切つけません。
不要な刺激を入れないためです。
朝からガンガン車で音楽鳴らしている人いますが、とてももったいないと思います。
どうしても午後に集中して仕事したいとき 脳のリセット方法
午前中に集中する仕事をしよう、と言ってもお客さんの都合で午後に仕事する場合もあります。
そんな時に、脳をリセットする良い方法が「運動」です。
軽く散歩やジョギングすれば、ドーパミンやノルアドレナリンなどが分泌されます。
これにより、集中力が高まり、イライラすることもなく作業に向かい合えます。
仮眠も脳のリセットに最適
仮眠をとることも非常に効果的です。
最近は昼寝タイムを取り入れてる企業もあるとか?
最適な時間は20~30分です。それを超えるとかえってパフォーマンスが落ちてしまいます。
ストップウォッチを用いて制限時間を作る
今回、私に一番刺さったのがこれです。
ストップウォッチを用意して仕事に臨むのです。
確かにそうすれば集中力もプレッシャーで上がるし、一つ一つの仕事(TODO)も明確に処理していけます。
とにかくメリハリをつけ、「後でやる」などというのを避けたいのです。
まとめ 私にとっての時間術
前回のレビューとは違う部分を読み取っていきました。
まず、15分、30分、45分単位で集中できること。
脳は朝起きてからどんどんパフォーマンスが落ちてくるので、午前中にクリエイティブな仕事をすること。
思いついた言葉をどんどんメモする事。
脳をリセットするには、「仮眠」と「運動」が適していること。
最後に、寝る前の15分が「記憶のゴールデンタイム」であること。
覚えたいことは眠る15分前に読むと、睡眠中に整理され記憶化されるそうです。
これらのことを活用しない手はありません。
現に私が実行しているのは、
・朝はテレビ、音楽をかけない
・プログラム開発は午前中にする
・昼休みに仮眠をとる
・打ち合わせは午後にする
・夜は軽い運動をする
・寝る前に読書をする
これだけでも今までと全然効果的な24時間を遅れていると確信しています。
このブログを書くのも寝る前の1時間で作業していますから。
皆さんも24時間の時間術を身に着けて、自分の能力をフルに活用していきましょう。
この本はそう言ったエッセンスがたくさん詰まっているのでぜひおすすめです!
以上、たいこでした!