最近稽古していてこの言葉を思い起こします。
「一人に対する万人の構え、万人に対する一人の構え」
これは砂泊先生の言葉です。
「一人の相手と稽古するときは四周に気を配って動きなさい。
多数者に囲まれた時は、慌てず一人で多数の人を相手にすると思わず、
一人また一人と相手をしているという構えで捌きなさい」
という意味です。
戦わない武道と言われる合気道ですが、武の道に変わりはないです。
敵に襲われたら対処しないといけない。
相手一人にだけ気を取られてしまわないようにしないといけない。
稽古してる時も周囲にぶつからないようにする時。
仕事でもスムーズに作業がぶつからないようにする時。
恋愛にでも一途になりすぎないようにする時。
いろんな場面でこの言葉の意味が突き刺さります。
私の場合は特に目の前のことに集中してしまいます。
だからこそ自然体となり、周囲を感じるようにしていきたいですね。
過去の演武や講和の動画を見ると、勉強になることが多くて楽しいです。
ではでは。