様々なことに挑戦したいけど、「どうせ自分なんて」と考えてしまう。
希望が叶って始めた仕事なのに、「何か求めてたのと違う」と感じてしまう。
今でも私は人の目を気にして意見が言えないことがとても多いです。
特に気になる人や苦手な人が相手だと顕著です。
そこで今回は、豊田祐輔先生の著書「価値ある自分に出会う20の質問」を読んだ感想を書いてみます。
副題にある「自分ダイヤモンド」って何なんだろう?
そしてそれが理解でき、かつての自分を取り戻せたらどんなに人生が楽しいことでしょう。
自分ダイヤモンドって何だろう?
再び「自分ダイヤモンド」って何でしょう?
それは自分(あなた)自身にもともと備わっている「自分の軸」みたいなものです。
すなわち、「私は~~~な男(女)です!」とはっきり言えれば、それが自分ダイヤモンドと言えるのです。
例を言うなら、
「私は、知的好奇心が旺盛でな男です。」
とか
「私は、みんなを笑顔にすることが好きな女です。」
のように。
そう言える人はほんの数%の人たちです。
ではなぜ誰も「本当の自分」を持てなくなったのでしょうか?
自分ダイヤモンドに気づかない理由
ほとんどの人が「本当の自分」をモテなくなった理由は、「人間関係」のようです。
確かに私も、両親から色々な偏見を受けてそれを取り込んできました。
・人を信用していけない
・挑戦することが何になるか?
・何でもくだらないと言う
そんな周囲の影響が、知らず知らずのうちに人の目を気にするようになります。
結果として、「他人のため」の自分を作ってしまうと思いました。
大事なものは物でもあるが、心でもある
私は最近セミナーを受けていて、どこの先生も共通して仰られる言葉があります。
それは「マインド」を大事にすること。
初めは「なんだ、精神論か」と思ってましたが、どんなにテクニックや物を使っても、それは長続きしません。
逆にマインド(心構え)を土台にした上で行動することで、色々と良い結果を感じることが出来ました。
何事も、土台には「マインド(心)」が大切です。
まず、「自分ダイヤモンド」を見つけ、人生の目的を見つけて、理想を明確にする
そこからやっと目標管理から行動するのが大事なのです。
自分ダイヤモンドの見つけ方
ではどうやって自分ダイヤモンドを見つけるのか?
それは「このままでいいのか?」と思ったときがチャンスです。
何かが違う。。。 それが「思い込みのメガネ」です。
私の場合、プログラミングが好きでエンジニアをやっているが、なんだかしっくりこない。
なんか違うな。。。 そう考えた時ふと思いました。
私は、プログラム自体が好きなのではなく、それを作って皆を楽しませるのが好きなんだな、と。
毎日必死に残業しなければならないとか、技術向上の勉強を一生懸命しなければならない。
などという考え方は捨てることが出来ました。
そう考えると、目的は「人を楽しませること」となり、今の仕事に対する考え方も変わってきます。
ですので今は、派遣型社員から、フリーランスとしてリモートワークでガンガン開発を行っていく仕事を探しています。
また、自分で作り出すのも素晴らしいと思います。
過去の失敗体験の影響もある
そもそも人間の脳は変化することを嫌います。
それは過去の失敗体験が大きいです。
私の場合、小さいころ母親が絵をかいてくれていたのを、何かの理由で弾き飛ばしてしまったこと。
それ以来、なぜか人に対して申し訳ない気持ちが優先されてしまいます。
また、小学校の頃、女子たちから「情けない」「頼りない」と悪口言われたことも響いています。
だから自分は「ダメなんだ」と決めつけてしまうんです。
でも、この本で自分ダイヤモンドを見つける20の質問がありましたのでそれに答えてみました。
そしたら、何だか本来の自分が見えてきた気がしました。
価値ある自分に出会う20の質問とは?
具体的には書けませんが、そもそも何故「自分ダイヤモンド」を見つけたいのか?
見つけたらどうなるのか? 逆に見つけなかったらどうなってしまうのか?
その先どのような人生があるのか?
など、どんどん質問を深くしていく感じです。
小さいころの夢や苦い思い出。
周囲からされた嬉しいこと、悲しいこと。
そんなことが自分に何を与えたのか?
そんなことをじっくりと考えることが出来ます。
「価値ある自分に出会う20の質問」を読んでみた感想
今回、この本は読んでいてストレートに頭に入ってきました。
1日で読み切ってしまったのは初めてです。
自分ダイヤモンドを見つける
それは新たに発見するのではなく、元からあなたが持っているもの。
それと目的と理想という「心」の部分をしっかり作り上げる。
そうすることで、「ブレない」自分を作ることができるのだなと感じました。
人間、どうしても目先の利益を求め、テクニックに走りがちです。
でもそれで成功を手に入れても、長続きしないし、心が満たされない。
「こんなんじゃなかった」となりかねません。
だから「マインド 心」が大事なのです。
私は尊敬する先生から、何事も
「マインドが8割、技術(テクニック)が2割」
と教わってきました。
合気道も同じで、精神性があってこその武技です。
最後に私のダイヤモンドは、
「私は穏やかで誠実で周りを明るくし、誰からも愛されている男だ。」
です。
かなり大げさかな? いや、大事なのはそう思う事なんですから。
最後に、読んでいただけた方々に感謝いたします。
ぜひ「自分ダイヤモンド」を明確にして、パワーに満ちた日々を過ごしてみませんか?
まずはこの著書を読んでみられることをオススメします。
では、たいこでした!