今夜は有段者5人の稽古でした。
取らせる練習、呼吸力を頑張りました。
今回の教訓は、
「受けのための受けをしてはいけない。」
型の練習がメインの合気道。
小手返しならば、後ろ受け身すりゃいいよね?
みたいな感じで技がかかる前から受け身に入る人がいます。
そういうときは、私は口を酸っぱくして注意します。
受けてあげる前提で、受け身をしないこと。
と言っても、まったく理解しない人もいます。
かといってそれを無理やりどうこうすることはないですが。
型稽古はゆっくりとやることも大事ですが、
武道なので相手は襲ってくることを想定しないといけません。
だから受ける(腕を取ったりする側)方も、しっかりと全力で、
腕を取る
突く
肩を取る
ようにしないと「稽古の意味が無い」状態になります。
砂泊先生の本部道場では、特に高段者は本気で襲い掛かってきてたそうです。
だから私のいる道場の稽古はかなり実戦的でもあるんですね。
突くときは、打ち抜くつもりで。
肩を取るときは、押し倒すつもりで。
横面打ちは、相手を切り捨てるつもりで。
羽交い絞めするときは、ほんとに落とすつもりで。
そうやって本気でやるからこそ、力の抜き加減も分かってくると思います。