今日は山登りしてきました。
低い山だけど自然の中を散策するのは気持ち良いですね。
下山で足がつっちゃったけど。。。
さて、夜は合気道の稽古です。
私が通っている道場は稽古が2時間あって、前半が子供向け、後半が大人向けです。
前半は大人も交じって稽古します。
その際有段者が指導に当たります。
子供向け稽古なのであまり運動にはならないです。
が、指導の面から学ぶことは多い。
どんなことかというと、後半の大人の部でのこと。
呼吸投げを練習していました。
呼吸投げとは、一つではなくたくさんのバリエーションがあります。
今日やったのは、右手を相手の右手で取らせて手首を返して相手を崩すタイプです。
相手にしっかり右手を取らせました。
そして手首をかえそうと、頑張りました。
でも相手は崩れない。。。
そこで先生が一言
「動きの中でやらないと。」
???
どゆことだろ?
つまり、相手に取らせてそれから動こうとしても遅い。
もう「取られて」しまっているからです。
そうではなく、「はいどうぞ」
と手を出して誘い相手がとってくる。
それに後は動きを任せて、力を抜く。
抜いたまま前後または上下にそのまま任せていく。
すると相手を自分の周りをぐるぐる回る。
後は手首返して投げるだけ。
先生が良く言われる「取らせる」
ことを意識しないといけないんですね。
取らせてから動くではだめ。
一連の誘う動きと取ってくる相手の動きの中に技が生まれる。
つまり、「動きがあればそこに無限の技が生まれる。」
のです。
これは砂泊大先生が仰っていた言葉だそうです。
それを踏まえて稽古を再開しました。
その後は動きのある稽古が出来ました。
合気道は相手の動きがあってこそ成り立つものです。
何もしてこなければ自分も何もしない。
生き方に合氣道を活かしていけたら最高ですね。