こんにちは。
合気道を習っていて思うのは、お子さんに習わせたい親の方が多いですね。
よくこんな質問されます。
「うちの子に合気道習わせたいけど、どうですか?」
うーーーーん。。。
ハッキリ言って「難しい」ですよ。
理由はこの後書きますけど。
ですがご安心ください。
今回は子どもが(特に小学生くらい)が合気道を習うことはどうなのか?
についてメリットとデメリットを書いてみました。
熊本で合気道を教えてくれる道場(教室)については以下の記事をご覧ください。
子どもが習っているけど楽しんでるのか?疑問の方
子どもが合気道を習うデメリット
先ずはデメリット面から説明していきます。
合気道は「解りにくい!」
と大人の私でさえそう思います。
何が分かりにくいか?
ズバリ「実感が無い」ということです。
相手をパンチやキックで倒したり、
投げて抑え込んだり、
それなら分かりやすいです。
ですが合気道の技って「力を抜いて」かけるものが多いのです。
なので、実際に技が成功した時って自分には感触がないんですよね。
だから、「本当にできてるのかな??」って感じちゃいます。
そこが合気道の奥深さなのですが。
ですがご安心を。
それ以上に得られることが多いのです。
では、どういうメリットがあるのか私なりに述べさせていただきます。
子どもが合気道を習うメリット
メリットですが大きく3つあると思います。
メリット① 心が成長し明るくなれる
稽古してて思うことがあります。
元気に挨拶が出来てない子が多い気がします。
恥ずかしいのですかね?
ところが、数回稽古に参加すると、来た時から
「こんばんは!!」って大きな声で挨拶してくれるようになります。
他の子たちと仲良くなるのが大きな要因でしょう。
具体例として、大人には良くしゃべるけど、同世代には引っ込み思案な子がいました。
なかなか稽古中もぎこちなく、緊張してるようにも見えました。
でもそこは素直な子だったので、1カ月も経てば一人また一人と仲の良い友達が出来ていきました。
そうすると、年下の子を引っ張ってってくれたり、
掃除が上手になったりと、
すごい成長ぶりにびっくりしました。
そうなると自信もついてくるようになります。
メリット② ケガをしにくい
親御さんが心配される「ケガ」についてです。
合気道は「試合」がありません。
ずっと型稽古と呼ばれる練習をひたすら続けます。
そして「受け身」を徹底して教えます。
だから変な転び方をして手足を痛めたり、
頭を打ったりなどは殆どありません。
というかさせません!
かと言って絶対ケガしない、とは言い切れません。
習いたてのうちは、ちょっと膝を擦ったり、切り傷があったりするかもしれません。
そのくらいの怪我でも不安です!
と思われるのでしたら、一度稽古を見学されることをオススメします。
他の子たちの親御さんにどんな感じか聞いてみるのもいいですね。
もし、厳しそうとか感じたなら先生と相談されるのも良いかと思います。
一緒に指導方法を確認していくのも大事ですよね。
メリット③ 礼儀作法が身に着く
メリット①に絡んでくる内容です。
武道は挨拶が基本です。
合気道は、常に誰かと対になって稽古します。
相手の子が何か困っている、悩んでいる。
そんな相手の状況を理解して導いてあげる優しさが身についてきます。
また、稽古前後に
・額の設置(合気道の精神など)
・道場の掃除
・先生とその他の会員の人への挨拶
・後片付け
があります。
掃除するときも周囲に合わせて丁寧にやっていきます。
大人しい子も、元気な挨拶が出来るようになります。
物を大切に扱うようになれます。
このように、まずは人としての大切な心構えを身に着けることが出来ます。
技のかけ方などは、その後で良いのです。
大きな声で挨拶すると、皆も元気になります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
子どもにとって合気道はプラスになることばかりです!
もちろん大人にとってもです。
そうそう、大事なことを一つ。
お子さんに習わせるのは良いのですが、
「本人の意思」を確認してくださいね。
嫌々やらされるのは一番苦痛ですから。
道場(教室)では、成人とは別に幼年部みたいにクラス分けしている場合が多いです。
是非一度、見学されてみてください。
一緒に合気道を楽しみましょう!