合氣道を含め「武道」は曖昧だと思います。
精神とは何か? 道とは何か? 呼吸力とは何か?
それを言語化してる人はいないと思います。
だから間違った解釈をした人が指導者となり、
どんどん間違ったよくわからない教えが広まる。
私はある程度言語化していいと思います。
どうやったらあの技が出来るか?
それは「やり方」です。
では相手の動きを感じ、自分との関係性を感じる。
これは「在り方」です。
何が言いたいかというと、
やり方に拘ると、偏った行動になりがちだという事です。
まず、自分が「どうありたいか?」が先で、
その後に、「どうすればいいか?」があります。
どうありたいか? を考えるには自分と向き合うことが必要です。
その為に技や型の稽古をすると、相手や自分とどう向き合ってるかが解ってきます。
相手をすぐ受け入れやすいのか? 拒否しやすいのか?
そうやって自分の精神を理解することで成長していくのだと思います。
なんだか、抽象的でしたかね?
要するに、武道の「テクニック」ばかりに夢中になるといけませんよ、という事です。
道、ですからそこには哲学があります。
道の過程にはたくさんのものがありますから、それに目をそらさずに
向き合っていきたいです。